その後
葬儀が終わり、私、娘、ヒロパパ、私の弟は、毎日毎日夜はうちに集まり一緒にいた。

ヒロの話をし、毎日泣いた。今ヒロはどこにいるのだろう。痛くないのだろうか。

苦しくないのだろうか。

 淋しがり屋なのに一人ぼっちで淋しい想いをしていないのだろうか。心配で仕方なかった。

魂は永遠という事はわかっていた。それから昼間は片っ端からネットで本を買い読みあさり

同じ子供を亡くした親のサイトを探し続けた。

ヒロは生きてる。肉体を脱いだだけでちゃんと今も生きてる。

でもここにいない事に絶望を感じ、何もしてあげれなかった後悔・・・自責の念・・・

そんな思いの繰り返し・・・・今だってそう・・・
            

ヒロ・・・ごめんね。ごめんね。ダメなおかんでごめんね・・・
            

そんな思いの一方で、ヒロの喜ぶ事をしていこう!とあれこれ考えながら毎日を送っている。

ヒロに笑っててほしいから。幸せでいてほしいから。
     
 

遺影の写真

 

うちに初めての仏壇

なんで息子のために・・? 
 

ヒロの子供が4ヶ月後、小学校入学

   

パパからのプレゼントだよ

  
 
ヒロがいなくなって初めての母の日と父の日に娘がくれたプレゼント。あまりのサプライズに泣いた  
詩はEXILEの[one love]から 
     
     
  
     
弟も作ってもらった。二人はいつも一緒だった。ヒロにとって弟は、叔父であり、兄弟であり、親友であった。
17歳からお世話になっている仕事先の大将の分も・・ 
     
 ヒロパパは四十九日が終わってから、私と娘はその1か月後、仕事に復帰した。ICUに入った時からずっと休ませて下さ

った。ありがとうございました。

ヒロが天国へと旅立ってからすぐ、立て続けに親友が二人結婚した。ヒロへ招待状を届けてくれた。

娘がヒロの写真を持って出席した。二次会ではその友達が一番好きなヒロの写真を引き伸ばし額に入れて作ってくれ参

加させてくれた。ありがとう。ヒロもちゃんとお祝いにかけつけたよ。


春にはお墓を申し込んだが抽選ではずれてしまった。お墓は絶対に友達がたくさんいる地元と決めている。

離婚して隣の市に引っ越したためなかなか厳しい。でもその時は導きがあると思ってヒロはまだここにいる。

ヒロの遺影は、うち、ヒロパパの家、私の実家、ヒロパパの九州の実家、私の母のいる福島の家の5か所にあり毎日お供え物をし、手を

合わせてくれている。

みんなの心にヒロはいて話しかけたりしている。幸せな事だと思う。
  

ある日、子供同士が仲良しの友達とごはんを食べた。ヒロが中学生位の時「世界中で一番好きなのはお母さんかもしれん」と言ってくれ

た事を覚えてて「そんな事言ってくれるなんてすごいなぁって思ったよ」と涙を流して話してくれた。

初盆・・・何もわからずお寺様に言われるまま用意をし、たくさんのお供え物を頂いた。

友達も大勢来てくれた。

うちの玄関では火が焚けないないのでヒロパパが送り火は花火で送ると言いたくさん買い込んだ。

もちろん写真にはオーブがたくさん写っていた。
     
     
     優しいという字を入れて頂いた  
      
      
11月はヒロの誕生日、娘の誕生日、祥月命日があり、苦しさが特別だ。大好きだった秋が大嫌いになった。

でも誕生日は、世界中のお母さんの中から私を選んで生まれてくれた日。ヒロ、エリありがとう。こんな優しい子供達

に選んでもらって幸せだよ。お祝いしなくちゃね。

二人の好きなアイスケーキにしたよ

 
 

ヒロパパからのプレゼント

 

娘からのプレゼント

 
   

おかんからのプレゼント

毎年増やしていくよ

   

お供えに頂いたキャンドル

 
 

キャンドル

 

キャンドル

 

これは消しゴム
このアイス
大好きだったなぁ

一周忌  2010年11月28日 一周忌の法要を行った。ヒロのためにありがとうございました。

夜はヒロの働いていたお店に友達がたくさん集まって二次会を企画してくれた。

ヒロを想ってくれる友達に感謝の気持ちで一杯です。 

法要でも二次会でもオーブがいっぱいでした
。 

ヒロが大好きな春巻きも作ったよ。
 
   

    引き物のカステラ     綺麗なお花をありがとう   

 
   

料理が好きだったから
きっと天界でも誰かに作っているかなと思っておかんからのクリスマスプレゼント

 
   

私らしく在れるのは
あなたが居てくれるから
いつも光をありがとう
たくさん心を
ありがとう


娘からのクリスマスプレゼント

 
そして大晦日。毎年私の実家に集まり、おせちも並べて盛大に年越しをするのが恒例だがヒロは大晦日になると、「おっとーが一人だから・・

・」と言ってヒロパパの所へ行っていた。優しい息子だった。そこで自分の友達を呼ぶ。

今年はヒロパパと私の弟もうちで年越しをした。ヒロ!おっとー一人じゃないから心配しなくていいよ。

おせちも作らなかったけどヒロの大好きな(おかんのお雑煮)だけは作った。 
 
   

一人でじょうずにできるようになったよ

 


いとこが作ってくれたボード

ヒロパパの実家に飾ってある

 
 


バレンタインチョコ

 
あれから1年と3か月、ヒロを亡くしたことにより新しい出会いがあり、いろんな体験があり、たくさんの人に支えられ少しずつ少しずつ歩んでいます。

そして今も、みんなヒロの事を想い毎日を送っています。魂は永遠でありいつも見守ってくれています。

今日素敵な言葉を教えて頂きました。 
  ”悲しむのも愛”    子供が心配しないように生きていくのも愛だけれど悲しんでも泣いてもいいんだよ。

それも愛なんだと・・・。無理しなくてもいいんですよね。少しずつ進んでいけば・・・。
 

                      
 

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