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ある日、ユウくんが冬休みも終わるからと泊りに来てくれた。 　　　　　　　　　そして、私の弟、エリ、ユウくんの３人は公園に行き 　　　　　　　　　キャッチボールをした。 　　　　　　　　　ふと空を見上げるとほとんど雲のない青空の中、ポッカリと浮 　　　　　　　　　かんだ雲・・・ 　　　　　　　　　ボールの形をした球体の雲。すごく低く・・・近く・・・ 　　　　　　　　　ヒロの声が聞こえてくるよ・・・ 　　　「おじさん、エリ、ありがとうね！！」
２０１１年２月１４日　以前お世話になったミディアムの先生からある用件で電話が入った。用件を話している時 「ちょっといいですか？」「息子さん元気にしていますよ。今、お母さんの左上の所から見てる」 そして、「ちゃんとやってるから大丈夫だよ。いつも色々ありがとう。 無理しないで体に気を付けて。みんな仲良くね。いつも話しかけてくれてありがとう」 って・・・・優しく微笑んでいますよ。 思いがけないヒロからのメッセージに胸が一杯になった。 そして、４日後先生とメールのやりとりをしていると、「ヒロさんからのメッセージがあります。お伝えしてもよろしいですか？」 と書いてあった。「よろしくお願いします」と送ると・・・・ 「あまり無理しないで・・・」「愛しているよ。母さんを、誇りに思っているよ！」と再びメッセージを頂いた。 「ヒロさんがとてもお母様をはじめ、お父様、妹様、おじ様、お子様、奥さまを、愛されていることを感じさせていただき、感動しました」 と先生の言葉が添えられていた。 先生、何度も伝えていただき本当にありがとうございました。 姿を見る事はできなけれど、天界へ送った子供がちゃんと元気でいる、メッセージを送ってくれる、これほど嬉しい事はありません。 私は昼の仕事と昼の仕事が休みの日は夜バイトと年中無休で働いていた。ヒロは「おっかーに休みやりたい」とよく言っては 心配してくれていた。 少し具合が悪いと「おっかー死んだら俺生きていけんよ」とよく言っていた。 エリが「だからヒロは先に逝ったんだよ・・・いつも言ってたじゃん」と言った。 そうかもしれない。だから先に逝ったんだ・・・お母さんだって耐えれないけど・・・ ヒロ・・・お母さんもメッセージを贈るよ。 「大丈夫だよ。泣く事もあるけど、ヒロの幸せを毎日祈ってるよ。心配しなくてもいいからね。ちゃんとやっていくから。 そばにいた時も、天界からもたくさんの優しさとたくさんの愛をありがとう。 そしてたくさんの人に愛されたヒロをお母さんこそ誇りに思っているよ。自慢の息子だよ。 これからもずぅ〜っとずぅ〜っと一緒に歩いていこうね。 お母さんが生きてる限り、ずっと宙（そら）と地上とで愛のキャッチボールしようね。」